2021/3/6 『平安住一水 国宝大鎧』のご紹介

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『平安住一水作 国宝大鎧』

こちらの商品は平安住一水が春日大社に現存する2領の有名な大鎧をモチーフに一水ならではの作品として制作しました。

久宝堂では、この2領を松屋町本店にて展示販売いたしております。

ご興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。



(右側)『平安一水作 極上総裏黒小札 朱赤糸縅 竹に雀錺金具 大鎧』

赤糸縅大鎧(竹虎雀飾) 鎌倉時代(14世紀)

全体に竹や雀をモチーフとした飾金物が施されており、豪壮・華麗な鎧として有名です。

鎧の胴正面の弦走(つるばしり)の絵には不動三尊像の絵を配しています。



(左側)『平安一水作 極上総裏黒小札 緋糸縅 梅に鶯錺金具 大鎧』

赤糸縅大鎧(梅鶯飾) 鎌倉時代(13世紀)

全体に梅や鶯をモチーフとした飾金物が施されており、絢爛豪華な鎧として有名です。

春日大社にあるこの鎧の胴正面の弦走(つるばしり)の絵は現在欠損していますが、江戸時代に模写された図式には不動三尊像の絵であったことが知られています。






「大鎧」

大鎧は馬上での弓矢の戦いのために作られた重厚な鎧で、室町時代以降は正式・本式の甲冑ということから「式正の鎧」と言われる格式の高い甲冑です。



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